


私たちは病気や怪我をすると、医療機関を受診し、治療を受けます。医師は私たちの話や検査結果を元に適切な薬を選択して処方します。つまり、手術等のごく一部の治療行為を除いて、医療サービスを受けることは薬物による治療行為に他なりません。
薬物療法では、主役は私たち自身です。
医師がいかに適切な薬を選択しても、薬剤師がいかに正確な調剤をしても、私たちが正しく薬を使用しなければ、薬物治療の効果はありません。
ほとんどの医療行為である薬物療法は、私たち自身が主役なのです。
私たちは自分の疾病状態や薬に対する知識不足、時間に追われる生活パターンなど、様々な原因で、処方された薬を適切に使用していない場合があります。それでは適切な医療を受けていることにはならず、私たち自身の病状の悪化や治癒の遅れだけでなく、最悪二次感染等を引き起こしてしまいます。
そうはいっても、一つや二つならともかく、複雑な用法を指示された多種多様な薬を的確に使用する事は簡単ではありません。忙しい毎日の中では使用したかどうかすら記憶することが時には困難になります。
残念ながら、多くの薬には「副作用」があります。重篤な副作用が発生する確率は低いですが、眠気などの一般的な副作用は体感された方も多いことと思います。また、重大な副作用も、最初は軽い前駆症状が現れるだけの場合があります。この時点で異変に気付き、医師や薬剤師に報告していれば、重大な事故を未然に防ぐ事ができるかもしれません。
確かな事は、薬を使用すると、一見何の変化も感じられなくても、確かに身体に作用しているという事です。
薬を使用してなにか変化があれば、それを正確に医師や薬剤師に伝えることで、より適切な医療を受ける事ができ、また思わぬリスクを未然に防ぐことができる場合があるのです。
薬を正しく使い、その結果どのような変化があったかを正確に医療従事者に伝える事は、薬物療法においてとても大切な事です。
つまり、私たち自身が、いつどの薬を飲んだか、なにか変化があればそれを記録し、医師や薬剤師に伝えることで、より適切で安全な医療サービスを受ける事ができるのです。
自分薬歴は二つの目的を達成するために設計されています。
薬の使用時刻をお知らせし、どの薬をいくつ飲むのか画面に表示されます。薬を使用したらその場でボタンをタップするだけで、薬を使用した事が記録されます。時間が過ぎても使用していない薬があれば、アイコンにマークが付きますので、うっかり忘れの軽減効果があります。
また、薬を飲んで変化を感じたら、すぐにメモをすることができるので、医師や薬剤師への伝達忘れを防止する事ができます。
肌身離さず、いつもいっしょのiPhoneだから、外出先での記録もなんの問題もありません。
今日から「自分薬歴」で、より適切で安全な医療を受けましょう。